2018.9.25 18時公演 東急シアターオーブ 『マイ・フェア・レディ』
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はすっぱでキュート、繊細でダイナミック、そんなイライザだった。
田舎の花売り娘イライザがヒギンズ教授の指導により洗練されたレディーになるまでのサクセスストーリーを描く。
薄汚れたスカートを履き、大股を開いて地べたに座りながら自分を「あたい」と呼ぶイライザを演じるのは、元宝塚男役トップスター朝夏まなとだ。
そして、絢爛なドレスに身を包みエレガントな振る舞いで周りを釘付けにする。
その変化の対比を元男役という肩書きにとらわれず、朝夏ならではの包容力のある演技で客席を大いに楽しませてくれた。
歌唱に定評のある朝夏だが、高音をびくともしない声量で誠実に歌い上げていた。
しかし所々に弱い部分もあり、ある意味そこが伸びしろとも言える。今後の成長に期待したい。
力強くも軽やかなダンスは宝塚で培われた実力を発揮すると共に、新しい挑戦に体当たりの様子が垣間見れた。
寺脇が演じたヒギンズ教授だが、こちらは寺脇のはまり役とも言えるだろう。
絶妙な間の取り方はあっぱれであり、相沢演じるピッカリング大佐との掛け合いがコミカル且つリズミカルなテンポで笑いを誘っていた。
再演を重ねた今公演は、実力派で脇を固め色濃く仕上げているが、出演者それぞれのカラーが良い具合に主張をしていて、時に融合し、時に輝き、このカンパニーの互いがマイフェアレディの色として映し出されていた。
カーテンコールではスタンディングオベーションとなり盛大な拍手が舞台上に送られ、朝夏の太陽のような笑顔で幕を閉じた。(古門)
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