2018.11.24 15:30公演 東京宝塚劇場 宙組公演 『白鷺(しらさぎ)の城』『異人たちのルネサンス』
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『白鷺の城』
千年という時の中で転生を繰り返す二人の運命の巡り合わせを、雅やかに、そしてドラマチックに描いたショーである。
真風涼帆演じる陰陽師・安倍泰成と星風まどか演じる妖狐・玉藻前は、敵対しつつも互いに惹かれあい、この物語を醸成してゆく。
背景に映される映像と絢爛な日本物のセットは過不足なく調和しており、観客を雅致のある物語の世界へと一気に引き込んだ。
宙組では日本物の公演は珍しいが、男役たちは平安貴族や武将の衣装を難なく着こなしていた。また娘役たちが優美に踊る様も幻想的で一際目に鮮やかであり、まさに妖狐の舞のようであった。
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『異人たちのルネサンス』
1幕の和物ショーとはうって変わって、2幕のお芝居はルネサンス時代の画家や聖職者をとりまく愛憎劇である。
現存する作品が数少なく、その生涯が今もなお謎に包まれているレオナルド・ダ・ヴィンチを真風が好演した。彼のパトロンの愛人であり、また幼馴染であるカテリーナへの愛が彼の創作意欲の根源であった、というストーリーは巧みな設定だと感じさせられた。
フィナーレナンバーでは、宙組の持ち味である優雅で洗練された雰囲気が存分に生かされ、今作品を豊潤にするに値する場面であった。
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11/23から東京で幕を開けた本公演。
壮麗なショーと熱気溢れるお芝居が、風に吹かれて冷たくなった心と身体を溶かし、芯から暖めてくれることでしょう。皆様是非ご覧下さい。(古門)
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