AGC meets designe Part 3 | デザインはどのように進んでいきましたか?
吉田:ガラスの魅力がどこまで出せるかがすごく課題だと思っていて、まずは何をガラスに映すかというところから議論をスタートさせました。ガラス自体は動きがないので、投影するコンテンツは何か動きがあったり、ゆらぎがあるものを映したほうが綺麗に見えるのではないか、と提案しました。最初は空を映したらどうか、モビール状に立体的にガラスを吊ってそこに投影してゆらぎを風景として見るのはどうか、みたいなアイディアもありました。ガラス自体の起源を辿っていくと、砂浜で焚火をしているときに、その炎の温度で生成されたガラス質を見つけた人がガラスを発見した、という話もあって、最終的には一番ガラスと関係性の深い炎の映像になりました。
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