小泉八雲記念館

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島根県松江市・小泉八雲旧居西隣。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)という多面的な作家を知る基本情報を遺愛品の展示と解説を通して紹介するとともに、八雲ゆかりの世界各地と情報共有を行い発信します。
Lafcadio Hearn Memorial Museum, Matsue, Japan.

http://www.hearn-museum-matsue.jp/

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小泉八雲旧居、睡蓮の花が綺麗に咲いています。池の中ではヤゴがすくすく成長中です!
(写真3枚目)→#カラー#オーニソガラム (写真4枚目)→#ウイキョウ #センダイハギ (写真5枚目)→ #ワットソニア #アルストロメリア #なるこゆり

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【Lafcadio Hearn Calendar-小泉八雲歳時記】

1880年5月22日
デイリー・シティ・アイテム紙で、挿絵記事の連載を始める
May 22nd, 1880
The satirical columns and woodcut illustrations by Hearn published in the Daily City Item.

シンシナティからニューオーリンズに来たハーンは、やがてコマーシャル社を解雇されたうえにテング熱にかかり、ひどい困窮状態に陥っていました。
この無一文の状態から彼を救ったのが、準編集者として雇われたアイテム社への就職です。

1880年5月から12月までの半年間、挿絵(木版画)入りの記事を掲載してこの新聞の人気を高めました。
諷刺、ユーモア、正義感、弱者への思いやりなどにあふれるこれらの記事を読むと、19世紀末のニューオーリンズやアメリカの社会が見えてきます。
何よりもハーン自身の思考が読み取れて、興味深いのです!

For seven months in 1880, he surprised and amused the readers of New Orleans with his wood-block "cartoons" and accompanying articles, which were variously funny, scathing, surreal, political, whimsical, and moral. 
Hearn displays immense range, illuminating in words and prints the unique culture of New Orleans, including its Creole history.
"へるんさんの松江まちあるきマップ " 怪談「小豆磨ぎ橋」に登場する"普門院"や八雲が通勤途中によく立ち寄った"城山稲荷神社" 他にも"月照寺" "大雄寺" などなど。(計16カ所)八雲ゆかりの地を紹介しています。是非この地図を手に、八雲の愛した松江の地を巡ってみてください♪♪ #小泉八雲記念館 #小泉八雲 #lafcadiohearn  #怪談 #kwaidan #松江市 #普門院 #月照寺 #城山稲荷神社 #児守稲荷神社  #龍昌寺
Happy Mother's Day, Rosa.

ラフカディオ・ハーンの母ローザは、1823年イオニア諸島の最南部に位置するキシラ(kythira)島で生まれました。
ローザは最愛の息子がわずか4歳の時にダブリンに彼をおいたままギリシャに帰国。その後二度と会うことはありませんでした。
それ以降、ハーンは生涯母の面影を追い求めます。弟ジェイムズにあてた手紙の中で、「自分のいいところがあるとすれば、それは全てギリシャ人である母から授かったものだ。どんな大金よりも、私はお母さんの写真がほしい!」と書いています。

2010年、松江城の天守で"The Open Mind of Lafcadio Hearn”というタイトルの、ハーンに捧げるコンテンポラリー・アート展を開催した際、画家の安野光雅さんが、わざわざキシラに赴き、生き別れとなったこの母子に想いを馳せながらこの絵を描いてくださいました。
それは、奇しくもハーン160歳の誕生年でした。

この母ローザの肖像画は、小泉八雲記念館の階段展示でご覧いただくことができます。

Rosaに想いを寄せて・・・・。
【Lafcadio Hearn Calendar-小泉八雲歳時記】

1890年5月12日
『ユーマ』出版
May 12th, 1890
'YOUMA' was published. 『チータ』に次ぐハーン2作目の本格的な小説で、マルティニーク滞在時に聞いた奴隷反乱の実話に基づいて構想されました。ユーマは主人公で黒人の乳母の名前です。奴隷反乱時における、ユーマの農園主の娘マヨットに対する愛情と黒人の恋人ガブリエルへの愛の葛藤を描きました。

ハーンは 1887年から 1889年の 2年間、西インド諸島に滞在し、小説第二作目の『ユーマ』はこの滞在期間中である 1888年から 1889年にかけて、マルティニークのサン・ピエールで、執筆されました。

実は、この『チタ』と『ユーマ』の当時の評判は決して高いものではなく、そのためハーンは小説家としての限界を感じ、これ以降小説を書くことはなかったのです。

それにしても、New York, Harper & Brothersから出版されたこの初版本は、布張りの装丁が美しく、一見の価値ありです。 ’YOUMA' was published on May 12th, 1890 by Harper & Brothers.

This became Hearn’s second fully-fledged novel after the publication of Chita. It is conceived as a novel based on the true story of the slave uprising in Martinique, which Hearn heard when he lived there. Youma, a black nanny, is the novel’s protagonist. Set during the slave uprising, the novel tells of Youma’s love for Mayotte, her owner’s daughter, and of the conflicted love with her black lover, Gabriel.
‪土蔵のかげからヘビが出て、蛙を食べるのを八雲は非常に哀れんで、自分の食事用の肉を皿に乗せて土蔵の石段に置き「蛙を食べないでくれ」と言ったという話しが残っています。‬
ゆかりの地:普門院
八雲の怪談『小豆磨ぎ橋』に登場します。ある侍が普門院にかかる橋にまつわるタブーを破ったために奇怪な事件が起こるという物語です。
小泉八雲記念館より徒歩で約15分です。
#小泉八雲 #lafcadiohearn #普門院 #怪談 #kwaidan #小豆磨ぎ橋
【Lafcadio Hearn Calendarー小泉八雲歳時記】

1902年5月8日
マルティニークのプレー山大噴火
サン・ピエールの町が壊滅的な惨事に!

10902年5月8日、かつて2年間を暮らしたマルティニーク島のプレー山大噴火のニュースを、東京の自宅で聞いたハーンは、大いに心を痛めました。
ハーンは、この時の気持ちを「消えた光の中で」でこう言っています。
「その町の街路には、ふたたび陽も月も上りはしないだろう。通りだって靴音が響くことはもう二度とないのだ。庭に花が咲き乱れることだってありはしないだろう。夢の中で以外はね。」
「消えた光の中で」”Life and Letters / Elizabeth Bisland" 
梅本順子訳

20年以上前に小泉家の押し入れからたくさんのマルティニークの写真が見つかりました。それらの写真は、ハーン自身が撮ったもので、当時のサン・ピエールの町の生き生きとした様子がわかる貴重な資料です。
小泉八雲記念館にはそれらの写真が展示してあります。機会があればぜひご覧ください。

May 8th, 1902
In Martinique the Mount Pelée volcano took the lives of all St Pierre residents in only a few moments. "But all this ways — and is not!…Never again will sun or moon shine upon the streets of that city; — never again will its ways be trodden; — never again will its gardens blossom.... except in dreams." 'In Varnish Light' by Lafcadio Hearn from Life and Letters / Elizabeth Bisland.
GW最終日!今日もいいお天気です☀️今週初め、旧居のお庭にセッコクの花が咲きました。(写真2枚目)とてもいい香りで癒されます。

#小泉八雲  #小泉八雲旧居 #lafcadiohearn  #島根県 #松江市 #塩見縄手 #セッコク #なでしこ
GWも後半に入りました。
小泉八雲記念館では、「こどもの日」にちなんで、エントランス受付カウンターの絵を、河南堂珍元斎(かなんどうちんげいさい)さんの「ヘルンさんの散歩」と「ナビ・ヘルンさん」にかえました。
これから夏休みいっぱい、この可愛い絵が皆様のご来館をお待ちしています。

これは2013年の企画展『ヘルンさんとタヨウ星人』の中で展示したものです。館長・小泉凡から子どもたちへのメッセージを振り返ってみたいと思います。実は、八雲と自然というのは深いかかわりがあるのです。八雲という人は、なかなか多様で深い人で、まさに「タヨウ星人」だったようですね。

では、よいGWをお過ごしください。 **********************************
ハーンと「生物多様性」~こどもたちへのメッセージ~

ハーンは人間が自然と共に生きることがもっとも大切だと考える人でした。その考えは、おそらく子どものころから日本にたどり着くまでの異文化体験が深く作用したのでしょう。

カリブ海のマルティニークでは執筆中にヘビが自分の肩をはって横切ったといい、日本では執筆中にいやというほど蚊(か)に食われましたが、それでもまったく平気でした。松江の家では、カエルを捕ろうとするヘビに自分の食べ物を分け与えることで空腹を満たさせ、カエルの命を救ってあげました。また机の上にはいつも虫かごを置いて、スズムシやマツムシの声を楽しんでいました。ハーンが作品に取り上げた生き物は蚕(かいこ)・セミ・夜光虫・トンボ・カエル・草ヒバリ・ホタル・ハエ・チョウ・蚊・アリなどたくさんありますが、これらの生き物の多くは、当時、西洋ではあまり歓迎されるものではなく、文化として生かされることもありませんでした。

つまりハーンは、人が自然を選び、コントロールするという考えにはなじめない人でした。これからの地球の未来には、このような異なるものが共に生きることを認める精神が必要とされています。それが「生物多様性」というものです。タヨウ星人の絵を楽しみながら、地球の未来にとって必要なことを考えていただければ、幸せです。

小泉八雲記念館館長
小泉八雲ひ孫  小泉 凡

http://www.matsue-tourism.or.jp/yakumo/tayouseijin/index.html
【Lafcadio Hearn Calendarー小泉八雲歳時記】

1891年4月30日
「栗原そば屋」から宍道湖の夕日を眺める。

April 30th, 1891
Enjoyed watching the sunset from  a little sobaya 'Kuriharaya' facing the Lake Shinji. ◇八雲は日没が近づくと、西田千太郎とともに眺望が美しい宍道湖南岸のそば店「栗原屋」に赴き、黄昏を楽しんで一酌して帰宅することがあったと言います。

この日の西田千太郎日記によると、「4月30日(快晴)
帰途ヘルン氏を訪ヒシガ不在。然ルニ帰宅後暫時ニシテ同氏来訪、酒菓ヲ共シ相共ニ車行善光寺ニ至リ、蕎麦店栗原屋ニ一酌、夜ニ入リテ帰ル。」とあります。

また、八雲の作品「神々の国の首都」の中で、「天神橋を渡り、人口密集地帯の小さな狭い通りを抜け、私は町の西南の外れを目指し、湖と向き合っている小さなそば屋まで入り日を見に行く。このそば屋から太陽の沈むのを見ることは松江で知った楽しみのひとつだからだ。」(「神々の国の首都」より、森亮訳)と書いています。

この栗原屋は大正時代に閉店し、今はその面影すらもありませんが、120年前と変わらず今も宍道湖の夕日は美しいのです。 "Over the Tenjin-bashi, or Bridge of Tenjin, and through small streets and narrow of densely populated districts, and past many a tenantless and moldering feudal homestead, I make my way to the extreme southwestern end of the city, to watch the sunset from a little sobaya facing the lake. For to see the sun sink from this sobaya is one of the delights of Matuse."
(-The Chief City of the Province of the Gods-)
1階 展示室3では、企画展『怪談:再話文学の永遠性』を開催中です。(6月11日まで)
世界35カ国以上で上映された映画『怪談』(小林正樹監督)のポスターや、八雲の怪談作品の世界各国での翻訳本などの展示がございます。
かなりの迫力です……!是非お越しくださいませ。

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