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お茶を楽しむの公式アカウントです。初心者の方、お茶についてよく分からないという方に、お茶の美味しさ、楽しさなどの情報を分かりやすく発信しています。

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緑茶は日本茶とも呼ばれ、日本人にとって国民的飲み物ですが、緑茶の美味しさは分かっていても、正しい入れ方を知らないという人は多いかもしれません。今回のテーマは、美味しい緑茶の入れ方です。⠀
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●煎茶の美味しさのカギは、甘味と渋味の絶妙なバランス
煎茶は、日本で生産される緑茶の実に8割を占める、緑茶の代表選手とも言えるお茶です。⠀
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煎茶の美味しさの決め手は、甘味と渋味とのバランスですが、これらはそれぞれ茶葉に含まれる成分が元となっています。渋味の元はカテキンという物質で、甘味の元はテアニンというアミノ酸の一種が生み出しています。⠀
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このうち、カテキンの抽出量は、使われるお湯の温度によって大きく変わります。熱いお湯で入れるとカテキン(渋味)が多く含まれ、ぬるめのお湯で入れるとカテキンを抑えることができます。⠀
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一方テアニン(甘味)は、お湯の温度と関係なくほぼ一定量が抽出されるのですが、カテキンの量が増えると、渋味がせっかくの甘味を覆い隠してしまうため、渋味ばかりが目立つバランスの悪い味わいになってしまいます。⠀
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一般的に煎茶を入れるお湯の適温は80℃~90℃とされています。沸騰したお湯をすぐ急須に注ぐのではなく、少し冷ましてから入れると、甘味と渋味のどちらも感じられる煎茶となります。⠀
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では、これよりさらに10℃~20℃温度を下げたお湯で煎茶を入れてみるとどうなるでしょうか?⠀
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カテキンの抽出量はさらに少なくなり、渋味の陰に隠れていた甘味がより強く感じられる煎茶になります。煎茶は、高級緑茶である玉露ほどテアニンが含まれてはいませんが、いつもの煎茶とは思えない甘味に驚くと思います。⠀
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このように、同じ煎茶の茶葉でも、お湯の温度や、お湯に茶葉をくぐらせる時間(間合い)を変えると、様々な味わいを作り出すことができるため、茶葉の等級に合わせた入れ方の基本を知っておくと、美味しく入れることができ便利です。⠀
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一番茶のみを使用した上級煎茶は、日光を長期間浴びていない若葉が原料であり、テアニン(甘味)が比較的多く含まれています。従って、入れ方は、沸騰したお湯を60℃~70℃くらいまで冷ましたものを使って入れ、1分半~2分の間合いを取って、じっくり甘味を抽出してから茶碗に注ぐと美味しくいただけます。⠀
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普通煎茶を入れる場合のお湯の適温は、80℃~90℃とされていますが、その茶葉には、日光を浴びることで増える渋味成分カテキンが多く含まれています。そこで、普通煎茶を美味しく入れるためには、急須にお湯を注ぎ始めてからお茶碗に注ぎ切るまでの間合いを、1分以内に収めることが大変重要になります。⠀
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※煎茶含め、各緑茶の具体的な入れ方については、サイトの記事に図入りで手順を解説していますので、参照いただければと思います。⠀
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●ペットボトル入りの冷茶ばかり飲んでいるのはもったいない!
かつて緑茶といえば、温かいお茶として家庭で飲むのが主流でしたが、最近のペットボトル緑茶飲料マーケットの拡がりには目を見張るものがあります。⠀
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ブレンド茶から国産原料にこだわったものまで、バリエーションも非常に豊富になってきました。これだけ気軽に冷えた緑茶が手に入るようになると、ご自身で冷茶を入れる機会は減ってきていると思います。⠀
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しかし、やはり入れたての冷茶は非常に美味しく、ペットボトル緑茶とは一味も二味も違います。自分好みの冷茶をご自宅でさっと作れるようになると、ペットボトル緑茶とは格段に違った冷茶のトリコになるはずです。⠀
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冷茶を入れる時のポイントは、濃いめに抽出することです。⠀
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私たち人間は、温度によって味や香りの感じ方が違います。冷たい時は美味しかったアイスクリームが、溶けてしまうと、甘すぎてとても食べられないという経験がある方は多いのではないでしょうか。その逆も同じことで、温かい時は美味しく感じられたものも、冷やしてみると味が物足りなくなるのです。⠀
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従って、冷たい緑茶を入れる場合も、このことを念頭に置き、いつもより濃いめに抽出する必要があります。⠀
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緑茶の美味しさは、茶味と香り、そして色のハーモニーですが、冷たいものから香りは立ち上らないため、冷茶の場合も香気はほぼ感じられません。従って、冷茶を入れる際には、なおさらそれ以外の要素、茶味と色がしっかり出るように入れることが大切なのです。⠀
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※冷茶の入れ方についても、サイトの記事で手順を解説していますので、参照いただければと思います。⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆初心者でも簡単にできる!美味しい緑茶(日本茶)の入れ方とポイント
https://tea-with.com/how-to-make-green-tea/
黒茶は、お茶の仲間ではありますが、その製法や発祥において緑茶や紅茶とは一線を画すもので、謎の多いお茶です。今回のテーマは、黒茶発祥の中国における黒茶の歴史と現状です。⠀
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●日本人に最もメジャーな黒茶は、プーアル茶だと思いますが、この「プーアル」というのは地名です。⠀
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プーアル茶は、中国の雲南省で最初に作られました。プーアル(中国語では「普洱」)は、瀾滄江という川の流域で作られた茶が集められた古い茶葉市場があった雲南省の地名です。⠀
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つまり、プーアルに集められたお茶、プーアルで取り引きされたお茶という意味で、その地名を冠して「プーアル茶」と呼ばれるようになったのが始まりです。次第に、その名称が地名に根差したブランドのようなものになって今に至ります。⠀
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日本の越前ガニや松阪牛などと似たような成り立ちと言えるでしょう。⠀
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現在プーアル茶は、地理標識保護製品(中国政府により認定された認定地域ブランドのようなもの)に登録されており、茶葉の収穫場所、製茶方法、品質基準など細かな取り決めがされています。⠀
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そのため、何でもかんでも「プーアル茶」と名乗ることはできないようになっています。このような点も、越前ガニや松阪牛と同様の位置付けと言えるでしょう。⠀
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※黒茶の定義は、「発酵」に着目してお茶を分類する必要があり、インスタの過去の投稿に記載していますので、そちら(以下のURL)を参照ください。
https://www.instagram.com/p/BjCEFusD_Mo/⠀
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●中国の西北地域(内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、チベット自治区、青海省、甘粛省 etc.)には、少数民族が多く住んでいますが、この地域は低温少雨で砂漠のエリアも多く、茶の栽培には向いていません。⠀
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しかし、黒茶に豊富に含まれるビタミンやミネラルは、西北地域に暮らす少数民族にとって欠かせない栄養源でもありました。そのため、中国の茶産地との交易により茶を得て、日々の栄養源としていました。幸い、西北地域は駿馬の産地として名高く、馬と茶を交換することで茶を安定的に得ることができました。⠀
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これを「茶馬貿易」と言いますが、756年頃には既に行われていたと言われています。少数民族の人々は、数百人~数千人規模の隊を構成し、馬やロバ、食料などを持って、茶産地を目指して交易の旅をしました。⠀
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茶馬貿易では、上等の馬1頭で200~250kgの茶葉、下等の馬なら100~140kgの茶葉と交換され、多い年で年間1.5万頭~2万頭の馬が茶葉と交換されていました。大量の茶葉と馬が取引されたため、経済的効果は大きく、その物流ルートは「茶馬古道」と名付けられています。⠀
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このように茶馬古道は、シルクロードと似た背景や命名を持ちますが、日本人にはあまりなじみが無いかと思います。しかし、中国における文化的重要度は、シルクロードと並ぶくらい高く、維持・保護のために近年も再開発が行われているほどです。⠀
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●中国の歴史や文化に大きな関わりを持ってきた黒茶ですが、主な消費者が中国の辺境地に暮らす少数民族であり、都市部にはほとんど流通することはありませんでした。辺境地で飲まれるお茶という意味で、「辺茶」とも呼ばれるほどです。⠀
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少数民族にとって、黒茶は嗜好品と言うより必須栄養食品であったことから、中国政府からは生活必需品と認識され、その需給のバランスや流通経路は国策によって厳重に守られてきました。⠀
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このように中国においても表舞台に登場することは無かった黒茶の状況を一変させたのが、2006年~2007年にかけて巻き起こったプーアル茶ブームです。(従って、だいぶ前からあったような気がするかもしれませんが、我々日本人にプーアル茶が周知されたのは、ここ10年ぐらいなのです)⠀
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ブームが起こった理由は主に2つあります。⠀
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1点目は、良く知られている健康志向です。中性脂肪を下げる効果が注目され、ダイエット目的でプーアル茶を飲む人が増えました。⠀
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2点目は、投資目的の買い占めです。ワインと同じで、プーアル茶は寝かせることで価値が上がり、古いものほど貴重とされています。ビンテージものになると、価格が大きく上がるため、高値が付いた時に売却することを目的に、飲むのではなくコレクションする投資家(コレクター)が増えました。⠀
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このプーアル茶ブームは、中国政府をも動かすほどでした。前述の通り、プーアルというのは、茶葉市場があった場所の地名ですが、ブームに乗って、市の名前を「プーアル市」に改名してしまいました。具体的には、雲南省思茅市の一部の地名がプーアルだったのですが、思茅市をプーアル市と改名したのです。
※「プーアル」は、中国語では「普洱」と書くので、「普洱市」と改名しています。⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆中国における黒茶の歴史と現状、黒茶の産地
https://tea-with.com/dark-tea-affairs-in-china/
美味しい緑茶を飲むためには、お湯の温度や抽出時間、茶器の選び方、茶葉の買い方や保存方法について知っておく必要があります。今回のテーマは、緑茶を美味しく飲むための基本知識です。⠀
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●緑茶を入れる水は、現代においては、「蛇口を開いて、しばらく出しっ放しにした後に汲んだ水道水」がベスト!⠀
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言うまでもなく、緑茶の成分のほとんどは水です。従って、「どんな水を使って緑茶を入れるか」が、緑茶の美味しさを決定づけると言っても過言ではありません。⠀
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お茶のルーツである中国では、唐の時代に『茶経』という茶書が著され、その後の茶の教えの基本とされています。⠀
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その中でも、お茶を入れるための水について触れられていますが、「上等なのは山の湧き水(清水)、中等なのは川から汲んできた水、そして下等なのは井戸水など地下に湧き出た水である」と書かれています。⠀
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日本でも、古来よりお茶を入れる水は「名水」が良いとされてきました。名水とは、「名高い清水」であり、ミネラル分を多く含んだ天然水です。⠀
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茶道では、「名水点(めいすいだて)」と呼ばれる伝統的なお手前(作法)が、現代にも受け継がれています。これは、名水を使ってお茶を点てるもので、水指に注連縄(しめなわ)をはり、特別な水であることを客に知らせます。このような作法も、水の善し悪しがお茶の美味しさを左右することの表れです。 ⠀
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今や、コンビニやスーパーの店頭には、名水や天然水を謳ったペットボトル入りの水が多く並ぶようになりました。ですがこれらは、厳密には天然水と呼ぶことはできません。というのも、日本では食品衛生法上、すべての水はボトル詰めの際に加熱殺菌を行わなければならないからです。⠀
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現代の都市生活において、山の湧き水や綺麗な川に流れる水(名水)を、手軽に手に入れることはできません。それでは、どうやって美味しい緑茶を入れれば良いのでしょうか? ⠀
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現代において、美味しい緑茶を入れるのに適した水は、「蛇口を開いて、しばらく出しっ放しにした後に汲んだ水道水」です。⠀
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以前は、「水道水は美味しくない」、「カルキ臭など嫌な臭いがする」といったことがありましたが、現在はほとんどの水道局が高度浄水処理システムにシフトしていますので、このようなことはありません。
※高度浄水処理システム:以前の浄水処理よりも高度な浄水処理方法。以前は取り除くことのできなかった微量の汚れや臭いの元を除去することができる。⠀
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東京都などでは、水道水をペットボトルに入れて販売しており、ミネラルウォーターよりも水道水(高度浄水処理した水道水)の方が美味しいというのをアピールしているほどです。⠀
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蛇口を開いてしばらく出しっ放しにするのは、水道管に滞留していた古い水道水は使わずに、新鮮な水道水を使うためです。⠀
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このように、新鮮な美味しい水をいつでも簡単に手に入れることのできる時代になっていますので、これを使わない手はありません。⠀
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なお、高度浄水処理により、臭いは除去されていますが、ご自宅の水道管(or水道管の一部)に金属管が使用されている場合、水道水から金属臭がすることがあります。⠀
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しばらく出しっ放しにすれば、臭いが無くなる場合がほとんどですが、それでも気になる場合は、臭いは揮発性ですので、一度完全に沸騰させれば、臭いが気にならないレベルになります。お茶を入れる際には、水を沸騰させますので、そこで臭いは消えて無くなります。⠀
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●次に重要なポイントとして、「お湯の温度」と「間合い(抽出時間)」が挙げられますが、多くのご家庭では理想よりも、かなり高めの温度、短い抽出時間になっているケースが多いようです。⠀
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例えば、上級煎茶の場合、最適なお湯の温度は60~70度、間合いは90秒です。
玉露においては、最適なお湯の温度は40~45度、間合いは150秒となります。
普通煎茶でも、最適なお湯の温度は80~90度、間合いは60秒となります。⠀
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沸騰したてのお湯を急須に入れ、30秒程度で茶碗に注いでいませんか?⠀
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緑茶の種類によって、お湯の温度が異なるのは、抽出させたい成分が異なるからです。各々の茶葉の持つ特徴的な味わいを最大限に抽出できる温度が、科学的に実証されています。⠀
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また、間合いが短すぎると、茶葉の持つ味わいが十分に抽出されません。⠀
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茶葉が7~8割方開いた時が、茶の美味しさが最も引き出されるタイミングですが、茶葉はお湯を入れてすぐに開くわけではありません。⠀
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急須の中に注がれたお湯は対流を始め、それにともなって茶葉はゆっくりと葉を開き、含まれている味わいや香りなどの成分を徐々に溶かし出します。多くの方が思っているよりも長い間合いを取らなければ、緑茶の持つ茶味を十分に引きせないのです。⠀
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なお、温度が低いお湯は、茶葉が開くのに時間を要するため、間合いは長くなります。⠀
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その他のポイントなど、続きは以下をチェック!⠀
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◆美味しい緑茶を飲むための入れ方の原則、茶器の選び方、茶葉の買い方・保存方法の極意
https://tea-with.com/basic-knowledge-to-drink-green-tea-deliciously/
皆さんが普段、紅茶を飲む時、食事やお菓子のお供に紅茶を楽しんでいるのではないでしょうか。せっかくなら、紅茶と相性の良い食べ物を合わせたいものです。今回のテーマは、紅茶に合う食べ物です。⠀
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●意外かもしれませんが、中華料理には、紅茶を合わせるのがベターです。⠀
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中国では食事の時に、ほとんどの人が「中国緑茶」を飲んでいます。であれば、紅茶よりも緑茶が良いのでは?と思うかもしれません。⠀
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しかし、中国緑茶は、緑茶ですが、日本の緑茶(日本茶)とは全く違うものです。緑茶の製造工程に、茶葉を摘んですぐ加熱処理する工程がありますが、日本の緑茶(日本茶)は主に蒸して加熱処理します。一方、中国緑茶は主に釜で炒って加熱処理します。⠀
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日本の緑茶(日本茶)のように、蒸して加熱処理する緑茶を「蒸し製緑茶」、中国緑茶のように、釜で炒って加熱処理する緑茶を「釜炒り緑茶(釜炒り製緑茶)」と言います。⠀
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釜炒り緑茶の特徴を挙げると、以下の通りです。
・茶葉の繊維質が固いため、蒸し製緑茶と比べて成分の抽出が弱くなり、さっぱりした味わいで、色(水色)も薄い。
・日本の緑茶(日本茶)に特有の青臭さや緑っぽい香りは弱く、香ばしく爽やかな香り(炒ることでまとう焙焼香)がする。⠀
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中国緑茶は、このような特徴を有しているため、油っぽい中華料理との相性がとても良いです。つまり、油分を洗い流し、飲んだ後さっぱりさせてくれ、日本の緑茶(日本茶)のように香りにクセが無いため、料理の個性を邪魔することもありません。⠀
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中国緑茶は、緑茶ですが(緑茶に属しますが)、このような特徴は紅茶に非常に似ています。つまり理屈上、紅茶と中華料理は合うはずなのです。⠀
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もちろん、中華料理の長い歴史が証明しているように、中国緑茶(釜炒り緑茶)があれば、それに越したことはないですが、前述の通り、日本の緑茶は蒸し製緑茶がほとんどで、釜炒り緑茶はほとんど作られていません。九州の一部地域で作られていますが、生産量が少ないため、手に入りづらく値段もやや高めです。⠀
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むろん、現代はネット社会のため、中国緑茶や日本産の釜炒り緑茶が手に入らないことはないですが、近くのスーパーやコンビニなどで簡単に手に入る代物ではありません。そこで、中華料理には、中国緑茶と特徴が似ている紅茶を合わせるのが、お手軽で良いと考えます。⠀
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一度手軽なところで、「焼き餃子」でトライしてみれば、餃子と紅茶が意外に合うことに、きっと驚くと思います。紅茶は薄めに抽出したストレートティーがオススメです。⠀
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●紅茶の本場と言えばイギリスですが、イギリス人は紅茶のお供に何を食べているのでしょうか?⠀
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実は、イギリス人が紅茶のお供に最適と考えているのは、チーズです。小さな子供からお年寄りまで、日常的に紅茶とチーズを合わせて楽しんでいます。⠀
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実際イギリスに行けば、仕事の休憩時に、水筒の紅茶を飲みながらチーズをかじっているバスの運転手さんなどを見かけます。⠀
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また、イギリスのチーズ販売店に行けば、陳列された各チーズの前に、相性の良いワインの紹介がされていますが、それと同じようにして、相性の良い紅茶も記載されています。⠀
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サンドイッチにチーズを挟んだり、パンやビスケットにチーズを乗せて、紅茶と一緒に楽しみますが、前述のバスの運転手さんのように、もしその場にチーズしかなくても、紅茶を合わせて食べます。チーズと紅茶の相性が良いのは、紅茶の本場イギリスで慣習的に実証されているのです。⠀
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なお、イギリス人が飲む紅茶は、ほとんどがミルクティーで、チーズにはミルクティーを合わせるのがベストです。⠀
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※ミルクティーと言うのは日本だけで、イギリスでは「ティーウィズミルク(tea with milk)」と言います。ただし、ほとんどのイギリス人はミルクティーで飲むため、「tea」でミルクティーが出てきます。従って、ミルク無しにしたい時にだけ「ブラックティー(black tea)」もしくは「ティーウィズアウトミルク(tea without milk)」とオーダーすることになります。⠀
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イギリスでは、チーズとミルクティーは、超スタンダードなマリアージュ(組み合わせ)です。まだ試したことがない人は、損をしているかもしれません。⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆紅茶と様々な食べ物との相性!紅茶に合う食べ物を考える
https://tea-with.com/food-that-goes-well-with-black-tea/
技術革新、人々の嗜好や生活の変化により、ここ数十年でお茶は劇的な進化を遂げています。家で入れるから、水と同じく、買って飲む物になったのは、その象徴でしょう。今回のテーマは、お茶の進化です。⠀
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●カフェインレス、デカフェが、近頃人気となっており、「超臨界二酸化炭素抽出法」という方法で、カフェインレスのお茶を作っています。⠀
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カフェインには効能もたくさんありますが、摂りすぎは健康に良くないという認識もあり、また、妊婦さんや小さい子供でも、カフェインレスのお茶であれば、安心して飲むことができます。⠀
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お茶をカフェインレスにする方法はいくつかありますが、主として利用されている方法が、上記の「超臨界二酸化炭素抽出法」です。これは、ある一定以上の圧力と温度のもとで、超臨界流体という特殊な状態にした二酸化炭素でカフェインのみを抽出、除去する方法です。⠀
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超臨界流体は、中学の理科の「状態図」の単元で習うもので、液体・気体の区別ができなくなった状態です。(状態図とは、物質が固体・液体・気体の三態の間で状態が変化する様子を図にしたものです)⠀
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物質は、その物質に固有の圧力、温度以上になると超臨界流体となり、液体の特徴(溶解性 etc.)と気体の特徴(拡散性 etc.)の両方を持った状態になるため、茶葉内部への浸透性と成分の抽出性の両方が実現可能となります。
※超臨界流体となる圧力、温度を臨界点といい、二酸化炭素では「7.4Mpa、31℃」です。⠀
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また、圧力と温度の条件を変えることで、特定の成分の抽出に適したピンポイントの状態にすることが可能で、茶葉内部に浸透してカフェインのみを抽出することができます。⠀
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二酸化炭素には毒性がなく、また常温に戻せば簡単に取り除けて安全なため、超臨界二酸化炭素抽出法は、カフェインレスコーヒーを作る際にも利用されている方法です。⠀
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●逆に、カフェインの苦味やコク深さを楽しみたいとする飲み方が「エスプレッソ」で、こちらも近年人気となっています。⠀
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エスプレッソと言えば、コーヒーがまず思い浮かぶかと思いますが、エスプレッソというのは抽出方法(エスプレッソマシンやエスプレッソ専用器具で入れた飲み物)のことですので、コーヒー以外でもエスプレッソを作ることは可能です。⠀
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実際、紅茶や緑茶のエスプレッソも販売されており、
・午後の紅茶エスプレッソティー
・伊右衛門グリーンエスプレッソ
などは、ご存じの方も多いかと思います。⠀
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●近年、国内における緑茶の消費量は低迷しており、ここ10年は減少傾向にあります。実際、普段は緑茶をほとんど飲まないという人も多いのではないでしょうか。急須が家に無いという人も、一人暮らしには多いといいます。⠀
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逆に、海外では緑茶が大流行しており、ここ10年の海外への緑茶の輸出量は増加傾向にあります。2008年の緑茶の輸出量と、2017年の輸出量を比べると、2.7倍以上にもなっています。⠀
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茶葉から抽出して飲むだけではなく、ペットボトルの緑茶飲料も海外で販売されています。しかし、海外での緑茶飲料には、砂糖が入っているのが基本で、日本で売られている緑茶飲料とは異なります。これは、食文化の違いで、紅茶に砂糖を入れるのと同じ感覚のようです。(茶葉から急須で入れる場合も、砂糖を入れて飲まれています)⠀
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海外での緑茶ブームに乗り、日本茶(緑茶の日本での飲み方、砂糖を入れない飲み方)の良さを海外でも広めようと、日本の飲料メーカーもペットボトル緑茶を海外で販売していますが、基本が砂糖入りですので、「No Sugar」「Sugar 0」といった「砂糖無し」の表記がされています。⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆お茶の進化とこれからのお茶
https://tea-with.com/evolution-of-tea/
煎茶、玉露、番茶など多くの種類がある日本茶は、我々日本人の生活に欠かせないものです。しかし、種類や違いについてきちんと理解して飲んでいるでしょうか?今回のテーマは、日本茶の種類と違いです。⠀
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●お寿司屋さんで出てくる「あがり」は、粉茶というものです(粉茶の茶葉で入れたお茶)。粉茶とは、高級茶葉を製造する際に、規格外としてふるい落とされた副産物のうち粉状の小さい破片です。⠀
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粉茶には、寿司を食べた後の口をさっぱりさせる効果があります。従って、「粉茶を使用しなければ、あがりでない」とする寿司屋もあります。つまり、寿司用語で「あがり=お茶」と一般的に解釈されていますが、お茶とあがりは別物で、「あがり」と注文しないと「あがり(粉茶)」が出てこない店もあります。⠀
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なお、回転寿司に置いてあるものは、粉茶ではなく、「粉末茶」というものです。これは、茶葉を粉末状に粉砕したもので、粉茶とは別物です。⠀
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粉茶は、あくまで茶葉なので、急須(粉茶専用の急須)で入れる必要があり、回転寿司の粉末茶のように溶かすことはできません。⠀
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回転寿司の粉末茶は、客がセルフで入れることができるようにし、急須で入れるという店員さんの手間削減目的で開発されたもので、そもそもの使用目的が、あがり(粉茶)とは違います。⠀
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○代表的な日本茶の種類と違いを全て説明すると長くなるので、詳しくはサイトの記事を参照いただければと思いますが、あと2つほどピックアップして、少し掘り下げて見てみましょう。⠀
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※サイトの記事では、以下の日本茶の定義(違い)とそれらにまつわる基礎知識について説明しています。
玉露、碾茶、抹茶、かぶせ茶、煎茶、深蒸し茶、番茶、京番茶、ほうじ茶、玄米茶、川柳、茎茶、芽茶、粉茶、一番茶、二番茶、三番茶、走り新茶、初摘み新茶、口切り新茶、蔵出し新茶、蒸し製緑茶、釜炒り緑茶⠀
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●「初摘み新茶」というものがあります。これは、その年の一番初め(5月初旬)に摘んだ茶葉で作った煎茶のことです。(※長くなるので、「煎茶」の定義はサイトの記事を参照ください)⠀
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初摘み新茶は、とにかく高級品です。分かりやすい例として、ペットボトル緑茶で有名な伊藤園の「お~いお茶」でも初摘み新茶を出す年がありますが、375mlで1080円と緑茶飲料としては尋常ではない価格になっています。⠀
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●「玉露」と言えば、高級日本茶として広く知られていますが、リーズナブルかつお手軽に玉露を楽しめるのが「かぶせ茶」です。⠀
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玉露は普通のお茶と栽培方法が異なり、収穫の2週間くらい前から茶畑にすだれをかけ日光を遮断します。光合成をさせないようにすることで、渋味成分カテキンを抑え、旨味成分テアニンが際立った茶葉ができあがります。⠀
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かぶせ茶も日光を遮断しますが、玉露ほどではなく1週間程度の遮断です。また、その他の部分も玉露ほど過保護ではないため、経済効率よく栽培・製造されており、価格が抑えられています。⠀
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かぶせ茶の特徴として、リーズナブルに玉露っぽさを楽しめるのは前述の通りですが、その他として、玉露よりもカフェイン含有量が少ないというのが挙げられます。日光を遮断すると旨味成分は増すのですが、カフェインも増加します。日光の遮断期間が短いかぶせ茶は、カフェインをそれほど多く含みません。⠀
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カフェインには効能もたくさんありますが、抽出しすぎると苦味が強くなります。カフェインは低温では抽出されにくいため、玉露を美味しく入れるには、40度くらいに冷ましたお湯を使う必要があり、ややメンドウなのは否めません。⠀
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一方かぶせ茶は、熱湯で入れても苦味は強く出ないため、温度調整に気を遣う必要はあまりありません。そのため、関西などでは「熱湯玉露」というネーミングで売られている場合もあります。⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆日本茶(緑茶)の種類と違いを知ろう!絶対知っておきたい日本茶の基礎知識
https://tea-with.com/type-and-difference-of-green-tea/
ウーロン茶には、緑茶や紅茶には無い特有の効能があります。ぜひ毎日飲みたいところですが、毎日何リットルも飲むというのは現実的ではないでしょう。そこで今回は、ウーロン茶の効能と効能を最大限得るための料理レシピです。⠀
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OTPPというウーロン茶にしか含まれていない成分があります。OTPPには驚異的な効能がたくさんあり、近年注目されています。⠀
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OTPPの効能は、まだ全ては解明されておらず研究進行中ですが、現在解明されている主な効能として以下の3つがあります。
・ダイエット効果
・虫歯予防
・がん予防⠀
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詳しくはサイトの記事を参照いただければと思いますが、ダイエット効果について、少しだけ掘り下げて見てみましょう。⠀
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「OTPPを含む飲料を飲むグループ」と「OTPPを含まない飲料を飲むグループ」に分けて、OTPPのダイエット効果を測定する実験・研究が、様々な所で行われています。⠀
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各々の飲料と共に同じ食事(高脂肪食)を摂った後の“脂肪の吸収量”を比較したところ、OTPPを含む飲料を飲むと、脂肪吸収が約20%抑制されるという研究結果があります。⠀
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別の実験では、各々の飲料と共に同じ食事(高脂肪食)を摂った後の“脂肪の排出量(便中の脂肪量)”を比較したところ、OTPPを含む飲料を飲むと、脂肪排出量が約2倍になると報告されています。⠀
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また、別の実験では、各々の飲料を16週間継続して飲み続けた場合の “お腹周りの脂肪面積量”を比較したところ、OTPPを含む飲料を飲むと、お腹周りの脂肪面積量が11.32平方センチメートル減少したと報告されています。⠀
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つまり、OTPPには、摂取した脂肪の吸収抑制、排出向上、及び既についてる脂肪を減少させる効果があるということです。⠀
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ウーロン茶の効能は、ウーロン茶を普通に飲んでも、もちろんを得ることはできますが、1日に何リットルもガバガバ飲めない、食事やティータイムにウーロン茶以外も飲みたい、といったこともあるかと思います。そこで、普通に飲みつつも料理にも使っていくのが現実的でベターです。⠀
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サイトの記事では、短時間で簡単にできる料理レシピを紹介していますので、ウーロン茶を普通に飲みつつも料理にも取り入れて、ウーロン茶の効能をたくさん得てください。(以下のレシピを紹介しています)⠀
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【短時間で簡単にできる!ウーロン茶を使った厳選料理レシピ15選】
◆ウーロン茶を使ったドリンクレシピ4選
・ウーロンモヒート ~ミントの香りがさわやか~
・飲むウーロンヨーグルト ~時間のない朝の朝食に最適!~
・ウーロン茶のレモンティー ~ウーロン茶の風味にレモンの酸味がベストマッチ~
・梅干しウーロン茶 ~梅干しパワーで疲労回復~⠀
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◆ウーロン茶を使った肉・魚料理レシピ5選
・ウーロン茶しゃぶしゃぶ ~脂っこい豚肉もウーロン茶でさっぱり~
・鶏そぼろウーロン茶風味 ~超カンタン!ご飯が何杯でもいける~
・ウーロン茶風味のローストビーフ ~見た目ゴージャス!来客用に最適~
・鮭のウーロン茶煮 ~魚の臭みが軽減!魚が苦手な人にもオススメ~
・えびと枝豆のウーロン茶あんかけ ~色鮮やかで見た目も美しい~⠀
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◆ウーロン茶を使った野菜料理レシピ3選
・まるごとトマトのウーロン茶煮 ~意外にもトマトと和風だしの相性Good!~
・ウーロンジュレサラダ ~色鮮やかなさっぱりサラダ~
・キャベツとアスパラのウーロンレモン煮 ~たまには、さっぱり味の煮物もいい~⠀
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◆ウーロン茶を使ったご飯・麺料理レシピ3選
・冷やしウーロン茶漬け ~暑くて食欲のない時に、サラッと食べられる!~
・ウーロン茶風味のパエリア ~ターメリックとウーロン茶で香ばしさが際立つ!~
・そうめんとウーロン茶のフォー ~米麺の代わりにそうめんで簡単に仕上げる~⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆ウーロン茶のすばらしき効能と効能を得るための短時間で簡単にできるウーロン茶を使った厳選料理レシピ
https://tea-with.com/efficacy-and-recipe-of-oolong-tea/
緑茶・紅茶・ウーロン茶・黒茶、全く違う4種類のお茶は、実は同じ木(チャノキ)の葉から作られます。材料が同じなのに、味や香り、色が違うのは、作り方がポイントとなります。今回のテーマは、お茶の作り方です。⠀
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●紅茶やウーロン茶は、製茶の工程で茶葉を発酵させますが、実際は発酵させていません。無理問答のような文章ですが、記入ミスではありません。⠀
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まず、「発酵」に着目してお茶を分類すると、大きく4つに分けることが出来ます。
・非発酵茶(不発酵茶)・・・緑茶
・半発酵茶・・・ウーロン茶
・発酵茶・・・紅茶
・後発酵茶・・・黒茶⠀
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まず、緑茶は全く発酵させないので「非発酵茶」に属します。紅茶は完全発酵させるので「発酵茶」、ウーロン茶は紅茶ほど発酵させない(発酵を途中で止める)ので「半発酵茶」に属します。やっぱり発酵させるじゃないか!と言われそうですが、ここで言う「発酵」は、発酵ではなく酸化です。⠀
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一般的に発酵と言うと、酵母や乳酸菌のような微生物が、米や乳製品などの有機物に作用した結果、米が酒になったり、牛乳がヨーグルトになったりする変化を指します。⠀
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一方、お茶で言う「発酵」は、茶葉に含まれるカテキンなどの成分が酸化する現象のことを指します。酸化は化学変化であり、微生物は介在しないので、一般的(化学的)な意味では発酵とは言いません。しかし、お茶業界では昔から習慣として、「発酵」と呼ばれています。⠀
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そうなると、ややこしいことが起こってきます。お茶の樹の葉を、微生物で発酵させた場合、どう呼ぶかです。つまり、一般的な意味の発酵をさせたお茶を作ると、どう呼ぶかです。⠀
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「黒茶」というお茶がありますが(プーアル茶などが有名)、これは微生物で発酵させたお茶です。これを、発酵の意味が違う紅茶と同じ「発酵茶」に分類することはできません。⠀
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そこで苦肉の策として、黒茶などの微生物で発酵(一般的な意味での発酵)させたお茶が属するグループは、「後発酵茶」というグループ名になりました。誰がネーミングしたのかは不明ですが、上記の通り「後から発酵させたお茶」という意味ではなく、「一般的な意味の発酵をさせたお茶」です。⠀
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●製茶はとても手間がかかるため、緑茶作りにおいて、現在、手揉み(手作業)はほとんど行われておらず、機械化が主流です。市場では滅多に見かけることのない手揉みのお茶ですが、味はもちろん色、香りは格別で、高い人気を誇っています。⠀
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手揉みのお茶と機械作りのお茶を見分けるのは簡単です。茶葉の見た目(形状)が全然違います。針のように細長いのが手揉みです。従って、器に入れると剣山のように立ちます。⠀
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●緑茶も紅茶もウーロン茶も同じチャノキの葉から作られますが、茶葉を摘んだら、緑茶の場合すぐに蒸します。一方、紅茶やウーロン茶の場合は、数時間~1日ほど放置させます。この放置を「萎凋(いちょう)」と言います。⠀
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漢字の通り、「しおれさせる(萎れさせる、凋れさせる)」わけですが、これにより茶葉に含まれる成分の化学変化が進みます。⠀
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上記の通り、緑茶は非発酵茶のため、なるべく早く蒸して化学変化を止めるのです。緑茶において、生葉の状態ので保存は1時間~5時間以内にすべきとされており、生葉での保存時間が短ければ短いほど、美味しい緑茶が出来ます。⠀
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一方、紅茶やウーロン茶においては、茶葉を摘み取った後放置させる「萎凋」が、美味しい紅茶、ウーロン茶を作るキーポイントの1つとなっており、萎凋に適した天候や時間帯などを計算して摘み取る日時が調整されます。生産農園によっては秘伝となっている所もあります。⠀
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同じチャノキの葉から作られるお茶ですが、緑茶においては禁止事項で、紅茶やウーロン茶においては重要事項となっているのは面白いところです。⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆緑茶、紅茶、ウーロン茶、黒茶の作り方!作り方を知って、お茶をより深く味わおう
https://tea-with.com/manufacturing-process-of-tea/
普段何気なく飲んでいるお茶ですが、「栄養の宝庫」と言われるほど多種多様な栄養を含んでおり、古代中国では薬として食べていたほどです。今回のテーマは、お茶の健康成分です。⠀
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●お茶に含まれるカテキンの一種「エピガロカテキンガレート」は、驚くほど強い抗酸化作用を持っています。抗酸化作用と言えば、アンチエイジング、生活習慣病予防などに効果があることで広く知られています。⠀
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ビタミンCやビタミンEなどの摂取が代表的ですが、エピガロカテキンガレートの抗酸化作用は、ビタミンCの約80倍、ビタミンEの約20倍にもなります。⠀
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●カテキンを含むお茶でうがいすると、インフルエンザや風邪の予防になるという話を、聞いたことがある人は多いかもしれません。これは真実ですが、紅茶であれば出がらしで抽出した薄い紅茶のうがいでOKですが、緑茶の場合は出がらしで抽出したものでは効果が期待できません。⠀
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これは、紅茶には「テアフラビン」という「カテキン分子が2つ結合したもの」が含まれており、テアフラビンは緑茶のカテキンよりも殺菌力が強いことによります。⠀
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紅茶であれば、普通に飲む紅茶の1/4~1/10程度の薄さでも十分殺菌力を持つため、出がらしで抽出でも、残った紅茶を水で薄めてもOKです。緑茶の場合は、普通に飲む濃さの緑茶を使用する必要があるため、1煎目もしくは2煎目を使ってうがいしましょう。(カテキンが、インフルエンザなどに効くメカニズムは、長くなるのでサイトの記事本文参照)⠀
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●お茶にはカフェインが含まれています。カフェインには興奮作用があり、眠気覚ましに効くのは、多くの人が知っているところです。⠀
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しかし、不思議だと思いませんか?
お茶を飲むと、カフェインで興奮するはずなのに、実際は逆で、ホッとしたり落ち着いたりします。これは、お茶に含まれる「テアニン」というアミノ酸の一種による効果(リラックス効果、ストレス抑制効果)です。⠀
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つまり、お茶にはリラックスさせるテアニンと、緊張・興奮させるカフェインという、逆の作用を持つ成分が含まれています。⠀
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ただし、テアニンは低温で、カフェインは高温で抽出される性質があるので、リラックスしたい時は低温抽出、眠気覚ましなどで飲む時は高温抽出で入れれば、効果を使い分けできます。⠀
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●お茶には食物繊維も含まれています。食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類があり、飲むお茶には水溶性食物繊維は含まれますが、不溶性食物繊維は含まれていません。不溶性食物繊維は、出がらし(出がらしの茶葉)に含まれています。⠀
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従って、出がらしを捨てるのはもったいないのです!
出がらしは捨てずに、醤油などをかけて「おひたし」として美味しく食べることができます。お好みで、かつお節やゴマを振りかけても良いです。これで、両方の食物繊維を余すことなく摂取できます。⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆お茶は、なぜ健康に良いのかを、成分から検証する
https://tea-with.com/healthy-component-of-tea/
メニューの膨大な銘柄に怖気づいたり、好きだけど紅茶は格式高いイメージがあって・・・という悩みを持っていませんか?そこで今回は、気軽に楽しむために押さえておきたい紅茶の知識です。⠀
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●日本のレモンティーは最も美味しくないです。これは、日本の水(軟水)で入れた紅茶にレモンを入れると、レモンの皮から抽出される成分とカテキンが結合して、苦味、渋味が倍増するためです。(日本で美味しいレモンティーを入れる方法については、長くなるので、サイトを参照)⠀
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●アールグレイは、ダージリンと並んで一般的に広く知られている紅茶と思いますが、ダージリンという茶葉は存在しますが、アールグレイという茶葉は存在しません。そもそもアールグレイは、ベルガモットという柑橘類で香り付けしたフレーバーティーです。⠀
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アールグレイを開発したトワイニング社(TWININGS)は、アールグレイの商標登録をしておらず、レシピの規定もないため、“どの会社が作っても”、“どの茶葉を使用して作っても”、ベルガモットで香り付けしていればアールグレイとなります。⠀
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従って、「アールグレイは美味しい」という日本語は間違いです。メーカーが違ったり、メーカーが同じでも使用する茶葉が違えば、味は変わりますので、「××社の製品ナンバー○○のアールグレイが美味しい」というのが正しい表現になります。⠀
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●フレンチプレスは、コーヒーを入れる器具として開発されましたが、これを紅茶を入れる器具として流用したのは日本です。(フレンチプレスで美味しい紅茶を入れる方法については、長くなるので、サイトを参照)⠀
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●紅茶の品種ごとの違いを把握していなくても、今飲むのに最適な紅茶を簡単に選ぶ方法があります。⠀
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・脂分の多い食事(洋食、洋菓子など)には「渋味の強い紅茶」、脂分の少ない食事(和食、和菓子など)には「渋味の弱い紅茶」をチョイスします。簡単に渋味の強さを見分ける方法は産地情報です。渋味が強い順に、インド、中国、スリランカ、ケニアです。⠀
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・食事のお供ではなく単体で飲む場合は、気分によってフレーバーティーをチョイスするのも面白いです。(ハーブ系で清々しく、フラワー系で元気に etc.)⠀
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●国民一人あたり年間でどのくらい紅茶を飲んでいるのかを国別にランキングすると、意外にも本場イギリスは2位で、1位はトルコです。しかも茶葉消費量は、トルコ:3.18kg/年、イギリス:1.81kg/年で、2位イギリスの1.75倍以上となり、群を抜いてトルコ人は紅茶を飲んでいます。「この理由を答えよ」という問題は、高校入試の社会の問題で良く見かけます。⠀
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この問題は、「国民一人あたりの紅茶消費量」という一見すると地理の問題と思いきや、歴史の問題で、偏りなく社会科全般を勉強していないと解けないので、いわゆる良い問題として難関私立などで良く出されます。⠀
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トルコと言えば、トルココーヒーが有名で伝統もあり、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。しかし、コーヒーではなく紅茶が主に飲まれているのです。⠀
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トルコ共和国の建国は、1923年で、その前はオスマン帝国という国名でした。オスマン帝国は、第一次世界大戦で敗戦します。それにより、コーヒーの産地だったエリアを戦勝国に奪われ、(自国でコーヒーを作れなくなったため)一変してコーヒーは高価な輸入品になってしまいます。⠀
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そこで、紅茶を飲むことが奨励され、コーヒーから紅茶に完全にシフトしていき、今では紅茶が国民的飲料となっています。誰もが知るくらい有名なトルココーヒーを飲んでいた分が、全て紅茶に変わったので、断トツで紅茶を飲んでいるわけです。⠀
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このようにデータと歴史や文化をセットで理解しておくと、何かと役立ちます。(その他、高校入試に良く出る社会の別の問題に関しては、長くなるので、サイトを参照)⠀
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●イギリスの伝統文化であるアフタヌーンティーでは、三段スタンドに「サンドイッチ、スコーン、プチケーキ」が各々セットされます。「サンドイッチ→スコーン→プチケーキ」の順に食べるのがマナーです。⠀
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●紅茶の種類は無数にありますが、まずは次の11種類の名前と特徴を一致させておくと、ティータイムが一段と楽しくなります。
・ダージリン(ファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナル)
・アッサム
・キーマン
・セイロン(ヌワラエリア、ウダプセラワ、ウバ、ディンブラ、キャンディ、ルフナ)
(各々の特徴については、長くなるので、サイトを参照)⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆紅茶の素朴な疑問を解消!紅茶を楽しむために知っておきたいこと
https://tea-with.com/basic-knowledge-about-black-tea/
今や、経験や勘、言い伝えなどではなく、料理も科学する時代ですが、紅茶ほど科学を無視した様々な入れ方が伝わっている飲み物も珍しいでしょう。今回のテーマは、美味しい紅茶の入れ方です。⠀
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・紅茶を美味しく入れるポイントは、たった1つ!「酸素を多く含んだ熱湯を茶葉に注ぐこと」。たったこれだけですが、これはNHKの教養番組で検証されて導かれたルールです。⠀
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・紅茶に使用するベストなお湯の温度は、95度~98度!これもNHKの番組での検証結果ですが、伝統的に良いと信じられていた「沸騰後数分間、沸かし続けた熱湯で紅茶を入れる」というルールを科学的に否定した驚愕の事実です。⠀
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・ミネラルウォーターをそのまま使ってお湯を作り、紅茶を入れても美味しく抽出できません。ミネラルウォーターを使用する場合は、開封して水を少し出し、空気を含ませるために10回以上ペットボトルを振る必要があります。⠀
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・本場イギリスで入れた紅茶は、色はコーヒーのように濃いが、味はさっぱりしていて飲みやすい。一方、同じ茶葉・同じ入れ方で日本で入れると、色は薄いが、味が濃い個性の強い紅茶になります。⠀
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・「茶葉3gに対してお湯150cc」が、紅茶を美味しく抽出できると間違った伝わり方をしている場合があります。これは、紅茶を鑑定する際の入れ方の基準であり、美味しく抽出はできません。⠀
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・ミルクティーを美味しく入れるポイントは、「常温の低温殺菌牛乳を使い、紅茶よりも先にミルクをカップに入れること」です。これは、エリザベス女王からロイヤルの称号を与えられた「英国王立化学協会」が、発表している基本ルールです。⠀
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・イギリスで、「ミルクティー」と言っても通じません(ミルクティーという英語は存在しません)。イギリスでは、「tea(ティー)」とオーダーすれば、ミルクティーが出てきます。⠀
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・アイスティーの入れ方は簡単で、蒸らし時間を長くして少し濃いめに抽出して、氷を入れてかき混ぜるだけです。美味しいアイスティーのポイントは保存にあります。冷蔵庫に入れるのはNGで、常温で保存です。飲む際にコップに氷を入れ、そこに注ぎましょう。⠀
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続きは以下をチェック!⠀
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◆初心者でも簡単にできる美味しい紅茶の入れ方
https://tea-with.com/how-to-make-black-tea/
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」という一節があるように、お茶のおいしさの三大要素「色、香り、味」ついて知り、お茶を飲む時に適切な言葉で表現できなければお茶通とは言えません。今回のテーマは、色、香り、味です。⠀
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・個人の好みは置いておくと、科学的には、「緑茶はうま味重視」、「紅茶は渋み重視」、「ウーロン茶は香り重視」のお茶と言えます。⠀
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・水色、これは「すいしょく」と読み、入れた時のお茶の色のことです。「みずいろ」ではありません。⠀
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・緑茶の緑は葉緑素の色、紅茶の赤はカテキン(カテキンが酸化した物質)の色。⠀
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・良質な紅茶を入れた時に、「ゴールデンリング」ができます。文字通り、カップの縁にできる黄金の輪です。お茶通は、ゴールデンリングとは言わず、「コロナ」と言います。⠀
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・ウーロン茶と言うと、赤褐色の水色(すいしょく)を想像していませんか?それはサントリーのウーロン茶で、日本人には馴染み深いかもしれませんが、本場ではもっと多彩で「透き通った黄緑~真っ赤に近い赤」まであり、全てウーロン茶です。⠀
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・抹茶は普通の緑茶とは違い粉状のため、空気に触れる面積が多く、すぐ酸化され変色するので、取り扱いの難しいお茶です。ところが、長期間保存しても変色しない抹茶が、近年開発されました。その秘密は、銅製の鍋にあった!⠀
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・緑茶の香りは、いわゆる緑の香りで、欧米人には青臭いとして嫌われがちな香りです。一方、紅茶やウーロン茶の香りは、「萎凋(いちょう)」という緑茶の製茶工程には無い工程で作られるものです。もとは同じ茶葉なのに不思議です。⠀
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・紅茶本来の味は、テアフラビンやテアルビジンといったポリフェノールの一種がもたらしますが、フレーバーティーでは味わうことはできません。私は「アールグレイ」だから大丈夫と思っている人は、要注意です。アールグレイはフレーバーティーです。フレーバーティーと思わず、フレーバーティーを飲んでいます。ダージリンと並べてアールグレイを売っている店も多く、知らないとどれがフレーバーティーなのか分かりにくくなっています。⠀
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・お茶の渋み成分は「カテキン」です。「タンニン」ではありません。そもそも、タンニンという化学物質は存在しません。⠀
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・お茶にはカフェインも入っているのは良く知られていますが、茶葉に含まれるカフェインは、一煎目で70~75%溶け出します。つまり、二煎目以降(再び急須に湯を入れて注いだお茶)は、カフェインは極端に減少します。カフェインレス飲料は、このメカニズムを利用して作られています。⠀
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・お茶通は、適切な言葉でお茶の良し悪しを表現します。沈さ多し(少なし)、みる芽香、火香、かぶせ香、収れん味、覆い味、萎凋味、・・・などです。⠀
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知らないことが1つでもあった方、上記以外にもお茶のおいしさの三大要素「色、香り、味」についてもっと知りたいという方は、以下をチェック!⠀
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◆これで通の仲間入り!お茶のおいしさの三大要素「色、香り、味」のメカニズムを知ろう
https://tea-with.com/color-smell-taste-of-tea/